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La Strada 2023 第一日目が終了

井上雅人門下生によるコンサート「La Strada」の第一日目が終了いたしました。

現在、明日の学校公演のため愛知に向かう新幹線の中でブログを更新しています。

ご来場くださいました皆様、本当にありがとうございました。

11月5日に第二日の公演もありますが、まずは初日が無事終わりほっとしています。


高校生の川西道くん(テノール)。ピアノは秋元一夢さん。

最初はマイペース過ぎで気を揉みましたが(苦笑)、今年の合宿からの進歩がしっかりと見られて良かったです。素直で聴き心地の良い綺麗な声を持っています。兄弟子たちも色々面倒見てあげていて、門下のシステムも良い形で機能しているようです。



ここ1年で新たに数名の生徒が加わりましたが、その一人である都竹悠河さん。若手のミュージカル俳優(テノール)として頑張っています。ピアノは今井愛衣莉さん。

繊細さと芯の強さとが混在しているような悠河くん。昨日は調子が良くないとのことでしたが、演奏はとても良かったと感じました。声と表現が体から良い意味で解放できつつあります。来年はまた彼の地元高山市で共演予定です。



舟生夏帆さん。ジャズヴォーカルを学んでいる舟生さんは、体の筋肉のバランスが悪く声が出しづらい、ということで僕のところにレッスンに通ってきていますが、クラシックの曲もしっかり勉強していて、ここ最近の発声の進歩も目まぐるしいです。

初めは表現も固く声も高音が出しづらい感じでしたが、この曲で殻を破って欲しいと今回与えたコケティッシュな歌曲「うぬぼれ鏡」が、予想以上に彼女を成長させてくれました。

しっかり努力を形にしていました。



吉田陽子さん。門下の中でも一番長く通っている愛好家で、今や歌唱力はプロ顔負けなところもあります。

今回は挑戦で、「椿姫」の第二幕、ヴィオレッタとジェルモンの長大な二重唱(助演で井上がジェルモンを歌いました)と、「キャンディード」の"煌びやかに着飾って"というハードな曲の組み合わせ。

長い曲は初めての挑戦でしたがしっかり体に音楽を入れてきて、素晴らしい演奏でした。

キャンディードではお客さんを圧倒してしまうほどの熱演、熱唱でした。英語のディクションの素晴らしさも、高音も難なく出してしまうところも、キャラの弾け方も、この曲は十八番となることでしょう。

今回は当日の裏方のまとめ役もやってくださいました。



第一日目の最後は門下OBのバリトン、佐藤由基さん。

あちこちの公演、オペラに出演して頑張っています。

艶のある素直な美声が持ち味。門下生の皆も、日本語の歌詞のクリアさなど、色々と勉強になったようでした。ピアノはすみだオペラなどで井上もお世話になっている阿部智子さん。

ありがとうございました。



終演後の集合写真。

普通に撮った後は、毎回恒例、出演者にポーズのお題を出してもらっての撮影。

一つ目はなぜか「すしざんまい」笑

二つ目は"鐘が鳴ります”を歌った高校生からのお題で「鐘つき」....難しい笑


写真はいつもお世話になっている佐藤浩太郎様。ありがとうございました!



終演後、出演者や出演者のご家族、レッスンをお休み中でもコンサートに駆けつけてくれた子達などと。



第二日目は11月5日(日)14:30より。

今回よりもかなり盛りだくさんの内容です。

ぜひ、お越しください。




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