定期演奏会に続き、東京・大阪での「さくらんぼコンサート」も終演いたしました。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

📷大阪公演の終演後に、マエストロとソリストの皆さんと
定期演奏会を合わせると4公演! ツアーの一員に加えていただいたこと、本当に光栄でしたし、感謝いたします。
阪さんと山響さんの作り出す流れのある音楽が本当に素晴らしく、聴きにいらしてくださった知人たちが驚いていました。
「戴冠式ミサ」は、ソプラノ以外(特にアルトとバリトン)はアンサンブルとしての役割が9割を占め、4人で合唱と呼応して歌う箇所が多い。バリトンはどう作曲家の「レクイエム」のバスのような重厚さや単独での主張の強さは求められていないので、そこのコントロールが気をつけなければいけない点でした。
特に最終日の大阪公演は合唱も3団体合同となり素晴らしいエネルギーで、つい無意識にこちらも過剰に歌ってしまいそうになりましたが、本番ではアンサンブルを楽しみ、終えることができました。「オペラになってはいけない」ここ本当に大事だなと改めて感じました。
しかし、本当にとても心地の良いテンポでした...!

独唱のほかの3人の方は素敵な方々。このメンバーで良かったです。
驚いたのはアマデウスコアさんの進化!
どこに行っても恥ずかしくないどころか、思い切り自慢できるくらいの素晴らしい合唱団になりました。本当に素晴らしかったです。

4公演、僕の隣や後ろで鈴木集さんの芯のある素晴らしい歌声も聴こえていました。
今回のプログラムは本当にユニークで、マエストロ曰く「山形名産品の幕内弁当プログラム」。言い得て妙で、初めて聴く曲も多いであろうプログラムでありながら、新鮮さと共に作品の良さも奏者の良さも最大限に引き出された絶妙なプログラムでした。
僕自身、4公演中3公演は後半は客席で聴かせていただきましたが、飽きるどころかワクワクの止まらないような時間でした!
古楽器レプリカとモダン楽器の両方を用い、合唱も一緒に山形から回って、、、そして山形物産展!!!! 山響でなければ出来ないことです。
情熱もありながら、あたたかさに包まれた、ほっこりするような、そんなプロダクションだったと思います。
改めて、ご一緒させていただきありがとうございました。
さて、今回嬉しかったことの一つ。
ヴァイオリンの辻彩奈さんと、チェロの上野通明さんの演奏を聴けたこと。
ブラームス素晴らしかった!!
お二人ともお人柄も素敵で、今後も演奏を聞ける機会があれば伺おうと思っています。


上野さんの第1音目にはすでに引き込まれていました。Bravo!!!!
山響の皆様も本当に素晴らしく、特にニキシェではトランペットの井上さんの演奏が本当に素晴らしくて。感動しました。
今回の4公演では、同級生、お世話になった方、久々にお会いできた方などもたくさん聴きにいらしてくださいました。

東京公演にて:長年共演をしている盟友ピアニスト小瀧俊治さん。超多忙な中来てくれてありがとうございました!!

山形公演にて:山形北高音楽科時代の担任の大場先生!!!!
お会いできて嬉しかったです...!!!

山形公演にて:声楽の教え子の橋本くん。
土日しか都合がつかないからと、なんと東京から山形まで聴きにきてくれました!ありがとう。

山形公演にて:山形最古の酒蔵、小屋酒造さんの蔵人である松田さん。
小屋さんのお酒を持ってきてくださいました。ありがとうございます!!

東京公演にて:平野忠彦門下の尊敬する先輩、山下牧子さん! 本当にありがとうございました。温かいお言葉も嬉しかったです。

東京公演にて:全盲のホルン奏者で、声楽の生徒でもある坂田優咲くん。
まさか来てくれていたとは!ありがとう。

東京公演にて:なんと小学校の同級生が! びっくりしたけど本当に嬉しかったです!
他にも様々な方が切らしてくださり(中にはラグビーファンの方まで!)、本当に嬉しかったですし、ありがたいことだと思いました。
この後も様々なコンサートやオペラが続きますので、頑張っていきたいと思います。
コンサート以外のことはまた改めて。
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